⚠️はじめに
今回のブログはSummerPocketsREFLECTIONBLUE Pocketルート に関するネタバレを数多く含みます。まだSummerPocketsの攻略が未了な方は本文を読まないようお願いします。
あのトンデモ頭抱えルート ALKAを終えるとタイトル画面がこの何というかウユニ塩湖的なアレになり(正式名称あるんすか)、BGMは無くただ波の音が聞こえるようになる。ALKAと同じように以前STARTだった部分がPocketに変化しSummerPocketsを締めくくる最後のルート、Pocketルートへ入ることができるようになる。
Pocketルートは定期的に入ってた語り部(cv.花澤香菜)が物語へ参入。ここに来て新キャラクターである。識者によるとこの女のグッズ(主にヴァイシュ)があるせいでクリア前にメルカリやヤフオクを見ない方が良いとされているらしい。
現時点では名前が伏せられているので当ブログでも名前が出るまでは花澤香菜と書いておこう。
目が覚めると自分の名前や目的を忘れ、いわば記憶喪失の状態だった花澤香菜は雨宿りのために近くにあった小屋で夜を明かす。
”キャサリン”という名の鶏につつかれながら目が覚めると鶏泥棒の疑いをかけられ、キャサリンは死ぬ。
何が何だか分からないだろうが、これがSummerPockets最後のルートの導入なのである。で、どゆこと??
現段階での登場人物は花澤香菜 キャサリン(故) 小鳩の3人。花澤香菜はcv.と僕っ娘なことくらいしか分からないし…
小鳩が名乗った相手は羽依里 識 そして花澤香菜の3人だった訳だけど名前聞いて「こば……っw」ってなったのは羽依里くんだけでしたね。羽依里くんさぁ…。
カラっと揚がっちゃったねぇ…。
ここでちっこいしろはが出てくるのでALKAから日をあけずにプレイするとギエーが出ます、ほんまに。お察しの通りというかALKAからの流れ的に花澤香菜≒うみちゃんになるので話が入って来やすくなりますね。しろはに過去へ戻る力を発現させないために過去へ来たうみちゃん(≒花澤香菜)、でも記憶と共にその目的も忘れてしまっているのでどうするんやろなってのがこのPocketルートの軸になってくるみたいですね。
名前が無いと不便ということでどうにかして名前を考える2人、頭に思い浮かんだ”七つの海”というワードから七海を名乗ることになったものの以前ALKAルートで触れた「食事中に突然ソファーに行って寝るインターネットガイジのFF」も”ななみ”というHNを使うことがあって駄目だった。これ呪いです。人から借りたサマポケを2ルートだけやって積んだくせに呪いだけは全体に撒くの勘弁してくれ。
名前が出たので以降はちゃんと花澤香菜ではなく七海と書くことにします。
この”漠然と広がる海原”って多分青の果てのことですよね。
何かとお世話になってたこの食堂はしろはの父のものだったんですね。そうなってくると他のルートで店主をしていた男性ってどっから沸いてきたんすか…
Pocketルート最初の目的はしろはの両親が残したレシピを使っておとーさんのチャーハン、ヤーハンと食堂を復活させること。
七海がいない他のルートでも幼少期のしろははこうやって父の食堂を掃除してただろうし、羽依里くんが小鳩にしろはのことを何も分かってないと言ったことも強調されてそう。これ七海がヘマしなかったら最後まで小鳩にバレてなさそうだし。
昔はここの食堂と水織の海の家がしのぎを削ったりしてたのかな。
僕「しろはから学んだ技法としろは父のレシピを使って俺もチャーハン作るぞ!」
レシピ「胡椒に人参、レタス……」
僕「簡単そうやな」
レシピ「河の主!!イノキング!!!!!」
これらは島の食べ物っぽい… まあチュパカブラだのケツァルコアトルだのイナリだのが居る島だし独自の生態系が作られてても………。
食材を探してるうちに四神と出会うのもおもろいね。言ってしまえばこの時代の鳥白島にいるキャラなんてせいぜい少年団と四神くらいだし。
しろはのお母さんに関する情報を追って加藤家に行ったら若い頃()の鏡子さんに出会うわけなんすけどうみちゃんルートかしろはルートが終わった辺りのときに暇つぶしで島ポンファイトしてたら突然鏡子さんが若返ってネタバレ踏んだんすよね。マジですみません。あと島ポンファイトとかいうゲーム鏡子さんが最強です、毒のスリップダメージで気がついたらワンパン圏内までHP減らされてます。
薄々勘付いてたけど七海がアホの子なせいで基本ヤーハンの材料収集がギャグパートになってるんだよね。あとレシピの下に書いてある太陽マークの真意を探るときとか。
僕「太陽マークは向日葵の種だったのか… にしても綺麗な場所だなぁ」
公式「
ギャーーーーーーーーーッッッッッ!!!
ウワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!!!!!
七海がうみちゃんだった頃の記憶を思い出すのはまだ許そう、これは予想ができた事態だからな。
だが公式サントラくんさあ!!!!????? それはアカンやろ、人死ぬで……
羽依里くんお手製のチャーハンだと島の食材だの向日葵の種だのは入ってないはずだからこれは七海を構成する蝶の中の瞳の記憶なんですかね。の割にはこの後ALKAの回想に入って記憶と目的を思い出すんですけど。
やっぱこのゲームチャーハンに始まりチャーハンに帰結してる。ストーリー上の重要な箇所に度々チャーハンが使われてるし。
今のしろはは一度に両親を失って人生に絶望してるし、その上で過去に戻る力をチラつかされているからそっちに靡くのも仕方が無いとは思うんだよな。いきなり未来人が来て根拠もなしに「目先の幸福をとると未来の全てを失うぞ!」なんて言われて信じられますかっていう話よ。
でもその根拠、提示できちゃうんだよね。七海がうみちゃん時代の記憶を取り戻したってことはそれを蝶に乗せて伝達することができるし、しろはルートにALKAどころか紬ルートなんかまで伝達することができるから幸せな未来も伝えられる。
未来ノスタルジアでも似たようなことをしていましたね。まあ当の本人は「初恋の人より先に結婚相手が決まるのは違和感が云々」ってぼやいてましたけど。
自身を構成する七影蝶をしろはに分け与えたことで形が維持できなくなって消滅するって最期がね… 過去に戻った地点で最終的に消滅するのは目に見えていたけれど、自分でその引き金を引いてまでしろはのことを助けようとしたのがガチで刺さる。
瞳の七影蝶にお前は消えて未来も大幅に変わる、下手したら羽依里としろはがくっ付かない(=うみちゃんが存在しなくなる)って再三いわれてたのにこれやっちゃうんだから。
七海が青の果てにいた時の編み人たちの蝶を引き連れてきたってことは当然しろはの蝶も混ざってるんですよね。しかも蝶になった状態のしろはは経験してきた夏を覚えているから折角謎のお姉さん枠のまま消えようとした七海を留めようとしちゃうと。
しろはの主張も通るのよ。結局事の発端とも言っていいうみちゃんが力を手に入れた理由は両親と、おかーさんとの夏を過ごしてうみちゃん自身が幸せになるため。それなのに自分の主張と存在をねじ曲げて、自分を救うための力を他者に行使する。おかーさん思いのすげえ良い子なんですよ、うみちゃんは。
背丈や姿が違くても、これが最初で最後の母子が本音で語り合う機会だったのかな。
アルカテイル「 ”伝える言葉は決めていたはず”、ですよね? 」
これでEDですね。えらいこっちゃだよほんと
そして2000年の夏、羽依里くんは鳥白島を訪れる。うみちゃんの存在もしろはの能力も無いので夜のプールで出会うことも無い。
うみちゃんの絵本から意図を汲むと夏を繰り返したうみちゃんの残滓的なやつがどうにか作用したのかキャラクターは普段とは異なる夏を過ごすようになる。
しろはは食堂を切り盛りしながら蒼、そして元気な藍とも交流。のみきと男連中はほぼ交流なし、鴎は鷺さんと視察に来ていて紬と静久は2人で夏を過ごす。
彼女らとはほぼ交流が無かったからか名前も女子Aや半裸の男のようにモブっぽくなっている。
そしてほぼ毎日朝から晩まで蔵の整理をしていた羽依里くんは誰かの思い出が集まる場所である蔵の特性からか一時的とはいえうみちゃんを思い出す。
それでもこの夏にうみちゃんは存在しない。これも一種の幻影や記憶の残滓かもしれないけれど、蔵にはうみちゃんと折った虹色の紙飛行機があってね…
その紙飛行機がしろはと羽依里を繋いでくれるのがもうね……
冗談抜きでチャーハンに始まりチャーハンで終わる。そんな物語は幕を下ろしアルカテイルと共にスタッフロールが流れる。ちなみにここでアルカテイルの真意に気付いて3回ほど死んだ。
RBなのでもうちょっとアスタロア使ったれよという意見は叩き潰される。Summer Pockets、そしてこのPocketルートは言ってしまえばうみちゃんとしろはの物語なんだからそれを色濃く歌詞に乗せたアルカテイルが使われるのは当然なんだよね。
グランドEDである「ポケットをふくらませて ~Sea,You Again~」と主題歌「アルカテイル」も流れ、僕の約1ヶ月に及ぶプレイと半年にまでもたれこんでしまった感想文は終わりです。決してサボっていたわけでも、エロゲにうつつを抜かしていた訳でもなく←この人サボってました 気がついたら半年が経っていました。とても良いゲームだった。
記事に使うスクショ収集、内容の確認を兼ねて2周目を行ったわけなんすけどがちでエグかったね。特にうみちゃんと紬と識、あいつら2周目とかSS読んだ人間に容赦が無い。
長いようで短い(サボってたから)この感想文もここまで、ご愛読ありがとうございました。
公式「そういえばRBのサントラも出すで」
ギーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「僕」