〜私立鳥海有子高校 校歌〜
(前奏 15秒)
嗚呼 鳥海有子…鳥海有子…… 嗚呼…
はぁ……… 鳥海有子……鳥海有子……………
今日も元気にキモイゴミクズです。
今回は1個前のブログで書いたハピメアの続編、ハピメア-Fragmentation Dream-に破壊された話をしようと思います。
勿論のことここから先はハピメア2作品のネタバレを沢山含みます。これからやるよ〜って人も、やるかは知らんけどまだ未プレイだよ〜って人も帰ってください。既に前回のブログを公開した地点で｢お前のブログで読んだから買わなくていいや｣とかいう不届き者がおったので…
あらすじ
自分の悪夢に終止符を打った透は、仲間達と共に、長期入院から学園へ復学してきた鳥海有子の世話をすることになる。次第に有子と親しくなっていく透は、かつて夢の中で出会い、今は会うことができない“彼女”を有子に重ねてしまう。(Wikipediaより)
前作ハピメアから覚えておくべき設定として
- FragmentationDream(以下FD)はハピメアの有栖Trueの続きであること
- 有栖Trueにおいて、鳥海有子によって生み出され、夢の中にしか存在できない鳥海有栖は有子が夢を放棄したことにより消滅したこと。
- 有栖Trueにおいて透は舞亜ときっぱり別れられていないこと。
の3点、これを覚えているか否かで理解度が大きく変わるので前作クリアから期間を開けないが吉。
ここでゴミクズさん絶叫ポイント①、"鳥海有栖の表記が｢有栖｣ではなく｢彼女｣"になっていること。この表記には有栖Trueクリア時に目が覚めるとハピメア開始時で透が最初に舞亜の明晰夢を見た10月であり、当然他のヒロインはそれ以降のクリスマスや年末年始の出来事を覚えていないため(前作の出来事は全て夢であり、その夢も開始から終了までが現実時間での一晩なので覚えてないというより経験してないが正しい)、有栖を知らないので人称代名詞として｢彼女｣が用いられていること。そして有栖Trueでは透の恋人が鳥海有栖なので彼氏彼女という意味で｢彼女｣が用いられているというダブルミーニングになっている。
深夜通話中にOPムービーで有栖の表記が｢彼女｣になっていることに気づいた俺はめちゃくちゃデカい声が出た。無論キモがられた…
キャラ紹介
というものの、有子以外は前回散々書いたので今回は新キャラである鳥海有子について書いていくわよ
鳥海有子
ダウナー系で病弱でボクっ娘、それに加えて前作の黒幕まで担当する属性モリモリガールであり俺の女。持病の影響でひょんなことで体調を崩したり吐瀉なされたりする。要介護で同じ病室で出会った透がそばに居ることを条件に登校が許可されている。黒幕とはいえ前作で引き起こしたことを覚えていないため中盤まで他のキャラから変な目で見られることに。
何よりこの女、自分の体調の自虐ネタが相当おもろい 〇〇したら死ぬぞ(文字通り)や、〇〇したら吐くぞ(文字通り)は常用するテンプレ。でもゴミクズさん的には有子が吐瀉なさるシチュエーションは結構好みなので共感を得るためにTwitterランドへ出向いたところ…
深淵……？
知人曰くよく見る光景らしい、、、俺にはまだ早かった様だ。ところで有子、今日の晩ご飯は何が良(殴)
ゴミクズさんさぁ……
それはそうとして酷い言われようや
「これは甘くて幸せな、終わりに向かう夢のお話」
本編
本編は以下の5つに分けられていて、ENDは4つ存在する。
プロローグ→第一ブロック→第二ブロック→第三ブロック→第四ブロック｢ハピメア｣
プロローグ
最初は前作有栖Trueのラスト、学校をサボって駅前でウロウロする有子を透達が迎えに行くシーンの透視点から。
なんか咲がソワソワしてたり面識が無いはずの景子と話が弾んだりと多少の違和感は感じるもののいつもと変わりない日常から始まる。
と思ったら突然弥生に告白される透、こーれ修羅場ですか？夢(前作個別ルート)をちゃんと覚えてるっぽい弥生程では無いにしても咲と景子も"覚えているようで覚えてない、なんかやった気はするけどそんな事実はない"という意味のわからない感覚に悩んでいたら突如透の夢に出てくる舞亜
舞亜曰くこれは有栖の夢の続きでバラバラに崩れている、終わらせたいならバラけた夢の欠片を集めてね♡と
瞬間、ゴミクズの脳裏をよぎる地獄の記憶…
カケラ紡ぎ(TIPSを100個近く読まないと本編へ行けない地獄)は嫌だ…カケラ紡ぎは駄目……
＼デンッ！／
カケラ紡ぎ〜！
今ならアルバス・ポッターの気持ちがよく分かる
ということでやって来ましたカケラ紡ぎinハピメアFD、今回はひぐらし絆と異なり主人公以外はフルボイス、各攻略対象以外のパートは10数分と優しめ 今回も頑張るぞ。DSひぐらし絆4部作の回収率100%をナメるなよ…
つまるところこんな風にいくつか分岐があった夢の世界の
境目が無くなったことでややこしいことになってる
透
全ルートの記憶があるが、各キャラのED後にあったエピローグ(咲→森で舞亜の指輪を捨てる回 弥生→透が受験に落ちた末帰国する弥生 景子→冬が終わりまた駅前でギターを弾く景子と差し入れをする透)は夢が冷めた後のifのような形であるため記憶が無い。
咲・弥生・景子
透と恋人になった記憶はあるが現実にそんな事実はないため全員処女。弥生は弥生√で夢魔になったため他2人より記憶が濃く残っている。
有子 
前作で悪夢を作り出したこと含め記憶無し。
そんな透と愉快な仲間たちで物語は進んでいくぞ！
第一ブロック
第一ブロックでは弥生、咲、景子の3人に今起きていることと舞亜に会ったことを伝え、最後有子のパートでは有子以外が夢の世界で舞亜と再会した後有子登場→チュートリアル感覚で舞亜が用意した夢に有子と迷い込むことに…
そしてその後出会ったのが………
有栖じゃねーか！生きとったんかワレェ！ということで前作で消えたと思われた有栖と再会したものの、そこはそういう都合というかゲームとして仕方ないというかで触れることは勿論会話すらできず現実に引き戻されることに…
はいここでゴミクズ絶叫ポイント②
ここのサブタイトルは｢Are you Alice？｣これ、有子が分身として創り出したせいで色々な所が似てる有栖と有子をまだ透が別だと受け入れられないってのと、突然現れた有栖に本当に有栖なのか？って感情の2つが現れていて叫んだ。おれはこういうのに弱い…(死んだ彼女の姉妹を別人だと分かっていても彼女の幻影を重ねて関係を持つような作品が好きです。ダイマ募集しています。)
第二ブロック
第二ブロックは前半で各ヒロインの日常パート、中盤でテスト勉強回、そして最後に有子に前作の夢を見せたりEND分岐があったり
前半のオススメパートはこの3つ
①有子パート｢本領発揮、有子さん｣
このパートでは突然体調を崩した有子に抱きつかれるような形で吐瀉される。
"周りから見るといきなり抱きついたようにしか見えなかった"じゃねーんだ… ここで鳥海有子吐瀉物界隈(上記の深淵)に足を踏み入れた人も多いのではないか？？ かく言う俺も地元の郷土料理に見た目が相当アレなものがあるのでちょっぴりホームシックになった。
②有子パート｢それが彼女の生きた道｣
このパートでは有子と2人で下校し、有子の過去や体質について話した後透のベッドで一休みするという内容。平坂に続いて2人目のベッド使用者になってしまった有子さん、本当に体調が悪いから仕方がないとはいえ今後も定期的にベッドへ行くことになる(使用回数は景子が圧倒的だが)。有子の経歴もまあまあ心に来るものがあるのでてめぇ！前作で散々やっといてよくのうのうと生きてられるな！なんて人もコロッといってしまうだろう。
有子、好きだ…
③景子パート｢居心地の良い隠れ家｣
いつも通り父親を避けて透の部屋へ転がり込んだ景子がこれまたいつも通り裸ワイシャツで同衾する回。あーあ、またこのパターンだよと思う勿れ、前作で初夜の翌朝ひどい姿を有栖に目撃された上叫ばれた景子だが、今回は有子に見られている。有子は元気っ子な有栖と正反対で慌てはするものの突然来た自分に非があると帰ろうとする。(待って！違う！誤解！！！ってなるやつね) ウブな有子がとても可愛いため👍
中盤のテスト勉強回でも各ヒロインの個性が爆発！暇つぶしでやっていたため勉強をあまり苦と感じていない有子さん、いつも通り理系科目が壊滅的な咲、そして…
OMG、赤縁メガネ…オタクは赤縁メガネの女が好き あと乳を乗せるな乳を
景子は夕ご飯を作ってくれます。要するに妻です。
そして全員からクリスマスの予定を尋ねられる透。人混みが苦手な有子がいるから蓮乃のパーティーで全員集合！とはいかないのよね…
後半、有栖と有子に関して。
このパートはとにかくキツい… 未だに有栖と有子を同一視してしまう透に対して
｢ボクを通して有栖を見られるのは辛い｣と透に感情を吐き出して去る有子
かくいう有栖も｢ボクがいるから有栖は必要ない、あたしのことは諦めて｣と悲観的に
そして翌朝、咲が起こしに来れず絶起→二度寝をかます透、すると…
｢アリスの代わりに僕で妥協しないか？｣
はぁ…世界と鳥海有子と北見六花に感謝…………………… となったのもつかの間ここで選択肢
"有子を受け入れる"or"有栖を諦めない"
選べるか！！！！！！！！！！！！！！！
前作で鳥海有栖への感情を極限まで高め、今作では鳥海有子のラッシュをモロに食らうような脚本しといてこの仕打ちはあんまりでは？？？粗方嘆いた後END直通の前者を選ぶことに
END①有子を受け入れる
透は有子の(有栖と同じで無駄にデカい)胸に顔を埋めながら二度寝 そのまま夢は終わり暫くした後有子を連れて海へ
そして有子に告白されEND………………
俺今からこの女振るんですか？？？？
無理やって〜〜〜！！！あんな良いもん見せつけられたのにロードして｢すまん！前の女が忘れられん！｣ってするの人間の所業か〜？と発狂。その日はハピメアを切り上げ俺が眠りにつく程だった。
有栖を諦めない→
＼ﾍﾟｼｯ／(かわいい)
このCGを回収できたしさっきの嘆きをチャラにしてやるか…… 有栖を諦めない透に対して納得するまで諦めない、終わらないと恋心を燃やす有子 みwなwぎwっwてwきwたwww
その夜夢の部屋に有子と舞亜、何も起きないはずもなく…
仲間はずれが可哀想(加虐心ﾆﾁｬﾆﾁｬ)な舞亜によって"前の夢"(前作)を見せられる有子 透も舞亜にお仕置しようとするがここは有子の下へ…お仕置って何するんですか？？？？と思ったそこのあなた！！こういうときの透は大抵デコピンです…意気地無し
かくして透は有栖の夢を経由し有子と同じようなお説教を受けた後、有栖と共に有子の所へ辿り着く。自身が無意識のうちにそうとうなことをやらかしてると知ってブルーな有子に有栖は諦めないが今は有子を連れて帰るとダイナミック二股宣言をかまし無事救出。現実で他の3人に改めて謝罪をした後有栖がもう一度夢の部屋に来られるように(有栖もこっそり他ヒロインと会えたようでみんな驚いてはなかった)
めでたしめでたし、第二ブロック完！
第三ブロック
有子と有栖の距離が近くなった影響か夢の部屋に有栖が戻り、自然な流れで夢が終わりそう！という予感の元FragmentationDreamの回収へ戻る。それとついでですが第三ブロックより情事が解禁されますがちんちんでブログを書きたくないのでハピメアを買いましょう。
本ブロックおすすめパートは以下の3つ！
①スシ・フジヤマ・テンプラ！
持病故ご馳走とは程遠い生活を送ってきた有子が｢夢の中なら何でも食べられるんじゃない？｣という部長の提案で美味しいものをたらふく食べる回！だと良かったんだけどなぁ…
透｢何が食べたいんだ？｣ 有子｢生牡蠣｣ ぼく｢えぇ…｣ 生の海鮮はNGな上普通の人が食べてもちょっと危ないものは文字通り命の危険に直結するからとはいえここで生牡蠣か…… 透と部長で夢を改変しまくってご馳走を出し、それを目の当たりにする有子さん
異変
｢どう？美味しい？｣｢美味しいというかよく分からないな…｣｢まあ生牡蠣なんてそんなもんじゃないですか？｣
｢いや、そもそも味がしないんだ｣
｢普通に美味しいですけどね｣
ここであることに気付く透と弥生、"食べたことがなくて味が分からないから味が無いんじゃないか？"
露骨に落ち込む有子さん、とてもかわいい。おなかいっぱい美味しいもの食べさせてあげたい…
②とおるさん、再来
前作では有栖にちんこをもがれて女(とおる)になっちゃった透くん、今回は特にそういったことも無くとおるになっちゃった。最初はみんな驚いたものの｢あ〜またか〜〜〜｣みたいな反応をされ、服を見に行くという名目で弥生先輩の着せ替え人形にされることに…
そうはならんやろ
｢そういえばこの前はなんで女になったんですか？｣｢有栖がやったこととはいえあまりにも透に節操が無いからちんちんをもいで…｣
｢も……もいだ…？えぇ…………？｣
それはそういう反応にもなる
ちんちんは大切にしよう。
③夢の世界の有効利用
提督！水着回ですよ水着回！！！
しれっと舞亜も混ざってみんなで遊ぶことに 続きは製品版で！
俺は現役高校生の内藤透、幼なじみの咲(と愉快な仲間たち)と夢の海で遊んでいたら黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた俺は、 背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。 俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら…
情事が始まっていた！
なんでやねん！！！！と思ったみんな！大丈夫、俺も思ったから……
常々有子の好感度は上げてきたとはいえこうはならんて……
きちんと全部済ませた翌朝有子に呼び出される透、あの夢を有子と共有していてこ〜れ修羅場です…………
その夜夢の部屋で舞亜と2人、有栖の下へ行きたい透のために森へ
夢の海で有栖に説明を求める透
｢寂しくて透の夢見てたらたまたま有子と繋がっちゃいまして…｣
書いてあること全部おもろいじゃんこんなの 1人が寂しくて仮想の透を生成してひとりエッチしてたら本人とリンクした挙句自分じゃなくて相手が有子になってたって。有子と有栖は夢を共有する関係だから隠し事とかできないのも一層おもろい。今後有栖とイチャつくと有栖の脳内に直接有子が語りかけてくるらしいので
有栖と有子、どっちも愛したい透をよそ目に次の夢回収は6本連続情事になるぞ！見る側も大変だ😅
咲パート
咲パートで描かれるのは透の将来について。医学部を目指す透と蓮乃に就職すると思っていた咲、翌日咲の新しい制服をお披露目した後情事開始
かわいい
そして疲労でぶっ倒れ1週間自宅療養になる透くん貧弱で好き。 そして将来を誓い合い……
どうしてこうなった？？？？？
咲√、諸々の過程を吹っ飛ばして爆弾CG見せつけがち 舞亜に似た顔立ちの息子を連れて例の花畑へ、そして舞亜へ報告を済ましめでたしめでたし
弥生パート
それは2月のこと、朝日と一緒にバレンタインチョコを作ったもののいつも通り日和って渡しそびれる弥生、毎度の如くメンタルがよわよわなのでまた夢に篭ってしまう。そんな弥生を連れ戻しにきた透くん、今回は黒髪だったころの弥生と行動を共にすることに。そして弥生(金髪)を夢から引き戻した翌日
いやバレンタインチョコ渡すだけなら兎も角口移しの必要あったか？？？？？？と弥生らしい終わり方で〆
景子パート
景子パートは彼氏兼深夜徘徊する景子の保護をしている透が肩幅おじさん(平坂父)に食事に誘われ、相談を受ける所から始まる。娘が何を考えているか分からないが蓮乃グループに迷惑をかけたり自身の立場が揺るぐことだけを懸念する平坂父に透は疑念を抱く。
数日後、景子を全寮制の超お嬢様学校に入れようとする父親に猛反発、いつもと異なり荷物を纏めて完全に家出の形で透の部屋へ転がり込む。駄菓子菓子そこは権力の塊平坂家、人手を使いまくって景子を捜索し2人は逃亡、何故か逃げた先にラブホがあり入ることに(本当になんでやねん)
事を終えて父を説得すると決心する景子、それから連絡が取れなくなった新学期初日
ここここここ高校の制服着た平坂サン？？？？
景子によると人生トップレベルの口論をした後このまま全寮制の高校に入れると過去例を見ないレベルの問題行動を起こすぞと半ば親を恫喝する形で転校を回避 この女やべぇ……
前作に引き続きパワーの平坂編、これにて完結
そして全45個(多分)全てのFragmentationDreamを紡ぎ、ひぐらしだったらここから本編が始まるところだが本作では終幕 、長い長い夢が終わることに。
自らの消滅をもって夢を終わらせようとする有栖、そしてそれを認めない有子と透 透に関しては前作有栖Trueで有栖の消滅を1度受け入れているため有栖に消えてほしくないと伝えても説得力がなく有栖は1人どこかへ消えてしまう。
例の森、自らを消滅させようとする有栖の手助けと称して舞亜がよくわからん兵を召喚する
応戦しきれず拘束される有栖
これからどうなっちゃうの〜〜〜〜〜！！！という所で僕が書くのはここまでです。いやあのね、決して課題をやりたいが為に端折ってる訳じゃ無いんだよ。既プレイは噛み締めろ！未プレイは帰れ！ということでここは1つ手を打ってくれ。
病室で透と出会った頃から有子は透に気があった。でもその恋心は有栖が持っていた。これが鏡の国のアリス宜しく鏡合わせのような有子と有栖を象徴しているといえる。外見は同じでも内面は異なる2人でも共通する｢透が好き｣という感情、それ故時に争い、時に嫉妬の感情をぶつけた2人だからこそ最後の展開には心惹かれるものがあった。
"2人まとめて愛してくれるんだよね。"
ED後 現実の夏、有子達を連れて海へ
夏ということで劇中から半年は経っているが、その間有子の病状が順当に快復し、当初行ったら死ぬとまで言った海へ行くことができた。前作の生への執着がなく、いつ死ぬかも分からない、死ぬまで病室にいるだろうという有子からは大きな成長を見せたと言える。嗚呼鳥海有子、今度俺と水族館に行k((殴
THE END……っね
＼と思っていたのか？／
てことでクリア後のオマケ、第四ブロック｢ハピメア｣、始まります。
「これは夢の続きのお話、普通の夢、なんでもありのみんなの夢」
ここのコンセプトはもうなんでもあり！ということでここから先はそれぞれの欲望に忠実な展開になった結果16チャプター中14チャプターがHシーンとかいうことになってます。こんな時どんな顔すれば分からない……
タイトルも変わってます。
ここでよく使っているネタバレありの攻略サイトを見てみよう
うーん、見事なまでにHシーンの嵐……
強いて詳しく書くことがあるならばこの2つ
有栖パート｢恋人達の時間｣
有栖が炬燵でぬくぬくする回 やはり炬燵…炬燵は世界に平和をもたらす…………
炬燵でぬくぬくしている美少女からしか摂取できない栄養素があります。鳥海有栖よ、炬燵を抱け
景子パート｢センパイ、好きですよね？｣
何度目かの情事の翌朝、朝の相当早い時間(下手したら4時とか5時)に物音で目が覚めるとそこには朝食を作る裸エプロンの平坂景子が…！画像使おうと思ったけど思いっきり臀部が出てるため断念。続きは製品版で！
と こ ろ で朝目が覚めると朝食を作ってくれている女性、良いですよね…例に漏れず僕も
SSR【ロー・ポジション】杜野凛世に色々破壊されたりしています… ということでここは1つ"健全な方の"平坂景子を見てみましょう
はぁ……良……………………。平坂景子、料理を初めとする花嫁修業の数々は父親に無理矢理強いられていたことであって嫌っていたのに、透と出会ってから｢センパイが喜んでくれるならやらされた甲斐がありました｣と腕を振るってくれるの大変良いです。こーれ嫌いなやつおりません。アグロで独占欲が強くて家事全般が得意、特に料理は1級品な猫娘の平坂景子、平坂景子をよろしくお願いします！！！！
平坂景子、父親の性格以外で嫌う要素がひとつも存在しないと話題に
そして新たに追加された16のFragmentationDreamを回収すると床に見覚えのない鍵を見つけ何となく拾い上げる透
舞亜｢その鍵はダメ｣ 扉を前にして鍵を開けるか否か最後の選択肢へ
そのまま扉を開けた
それは、なんでもありな夢の中で最悪の夢。"もしも、舞亜が生きていてみんなと一緒に登校していたら" そんな願望や未練が具現化したもの。そんな夢……
内藤透は実妹の内藤舞亜と男女の仲にある。幼なじみの咲はそんな2人の関係を受け入れ難いという思いを胸に抱きつつ周りに悟られないよう気を配っている。そんな咲の苦労に気づいていないのか、兄は妹と過ごす学園生活を謳歌する
制服舞亜ちゃんとても良いです…………
これまでの咲のように常々透の家へ転がり込む舞亜
これは可能性の1つ、夢の出来事とは気付けずに舞亜と共に居ることを選ぶ透
｢もう引き返せない｣
「ずっと、一緒よ。お兄ちゃん」
ED
3つ目のENDは前作にも存在した舞亜と添い遂げるメリーバッドエンド。しかしいくら夢とはいえその夢は"誰かが望んだから生まれたもの"、たとえ1つの小さな可能性だとしても、それを望む心がある限り夢は生まれ 終わらない。
思えばお互いの心に残る小さな未練が鍵であり、自分がいなくてもお兄ちゃんは大丈夫だと信じたい舞亜が鍵の使用を引き留めようとしたことは極めて自然な流れである。しかし、そんな舞亜にも心の奥底では大好きなお兄ちゃんと添い遂げたいという願望、夢があった。結果2人は夢へと閉じ込められ、二度と目覚めることの無いバッドエンドとなってしまうが、かつての兄妹がどこか望んでいたことなのかもしれない。
舞亜に(鍵を)渡した
自然な夢の終わり、それは透が無意識下で作り出した偶像とはいえ最愛の妹との別れを意味していた。かつての舞亜や咲に依存しきったシスコンお兄ちゃんにはもう弥生も、景子も、それに有栖は現実に出てこれないけど有子だっている。夢と現実との折り合いもついているし、舞亜が既に死んでいるという現実も受け入れている。
それでも透にとって舞亜は最愛の妹であり肉親の1人だった。それでも透は夢の終わりに受け入れる。
妹も自分を求めてきたらまた化けて出るぞなんて言いつつ兄との別れを受け入れる
夢で始まり、夢に終わる最愛の兄妹のおはなし。
目が覚めると隣には有子の姿。昔の夢を見ていたようだ、、、
月日は流れ2人は学校を卒業、透は舞亜を失い自暴自棄になっていた自分を救ってくれた医師に憧れを抱き医大へ
有子はアマチュア絵本作家となり、技術向上のため芸大へ進学する。持病は未だ完治とはいかないものの、高校生の頃からは格段に快復し出来ることも増えてきた。
そして2人は婚約 …彼女の薬指には婚約指輪が煌めいていた。
(その乳で半病人は無理があるでしょ……)
とはいえ未だアマチュアの有子、次の絵本の題材に悩む日々を送っていた…
そんな有子の新作───
それは透をモチーフにしたまるで過去の自分達のようなお話
｢これは、甘くて幸せな…悪い夢のお話……｣
｢タイトルは……『パピメア』｣
これにてハピメア-Fragmentation Dream-は完結となります。私たちの多くが見るものの目が覚めるとあやふやになってしまう夢、そんな夢を土台の整った舞台へ発展させるための明晰夢という設定。そして夢だからこそ多様で、現実では有り得ないような表現も可能とする点には脱帽。
夢の中でしか存在できない舞亜と有栖を含め、各キャラが思い思いの理想を夢として表現することができる舞台設定の中、このFragmentationDreamは前作より顕著に自身の欲が現れているように感じた。それぞれが思う最高のシチュエーション、完璧な自分 でもそれは夢の中のものでありいつかは夢から覚め、現実に戻らなければならない。舞亜と有栖はそんな葛藤を引き起こすための最高の人材であったように感じる。
結局舞亜と有栖には出会えなくなり、有子から見える有栖の片鱗しか感じることができなくなったとはいえ、その夢を終わらせた後、それぞれが思い描く新しい夢 即ち"将来"を描くことで作品が締まったのではないだろうか。
グダグダ感想文を書いていたら1万字を越えてて笑ってます。どうしてこうなった……
ハピメア以前のブログではこんな文字数書いてないのに… また1つ自分の中にある枷が外れてよく言えば新たな見識を得、悪く言えば一段と狂ったように思える。
長らくお付き合いいただいたこのブログもこれで終わりです。願わくば、もう一度ハピメアに触れる機会とならんことを。
