⚠️はじめに
今回のブログはSummerPocketsREFLECTION BLUE 紬ヴェンダースルートのネタバレを数多く含みます。まだ紬ヴェンダースルートの攻略が未了な方は本文を読まないようお願いします。
先日、鴎ルート感想文を投稿した際にFFの方からこのような空リプを頂きました。また、僕がプレイする前に島に行ったメンツがことある事に紬のアクキーかなんかと写真を撮っていたのでなんかしらあるんだな〜とは思ってました。
蒼ルートは無事深夜徘徊しましたが、鴎ルートは徘徊する暇もなく考察パートを始めてしまったのでさすがに紬も徘徊することにはならないでしょう!w
ダメでしたねwwwww
なんと時刻は朝6時半、深夜徘徊を通り越して早朝徘徊になってしまいました。しかもこの際Twitterに「今から紬ルートやるぞ!」みたいな事を書き込んでいないため、傍から見たら早朝いきなり無理になって外を練り歩く人になってます。ガガイのガイ!
終盤ずっとこんな感じ。シャアもエアバッグに顔埋めながらうわあああああああ!!って言ってた。
知人が言うには紬ルートは初手どくどく、終盤まで剣の舞、そして最後にギガインパクトらしいです。殺意しか篭ってない技構成じゃん…
上記3つの技を覚えてかつギガインパクトがタイプ一致で撃てるノーマルタイプのポケモンは16匹ほどいるらしいです。知らんがな
ちなみに次にプレイした水織静久はこの紬ルート攻略済を前提としてベノムショックをしてきます。バカタレ。
ファーストインプレッション
マスコット枠? 金髪で翠眼でツインテールとかいうオタクが好きそうなキャデザでずっとむぎゅ〜!って言ってる可愛い。
Airでいう美鈴のがおー、リトバスでいうわふーの枠だし破壊はされないだろ!w
紬 ヴェンダースルート
紬ルートのテーマは夏が終わったら遠いところへ帰ってしまう紬、そんな紬の親友である静久と3人で最高の夏を過ごし、紬が自分とやりたいことを探す そんなお話。序盤のお互い敬語で話し合ってる期間がとても良い… あ、こいつ男子校出身だったわ!となる描写やね。
エコが流行ってるからなんとなくでゴミ拾いしてるけど面白くはないらしい。いい子だな〜 って思ってたら思ったより乗り気じゃなくてワロタ。
どうやら流れ着いたゴミ拾いと共にお友達(ぬいぐるみ)が増えることが嬉しいらしい。当時人物の中で最もぬいぐるみを大切にしていたり、そんなぬいぐるみを"お友達"と呼称している事すら紬ルート読了後からすると感慨深い。
照れながらむぎゅ〜ってなるのガチで可愛い
クドのわふー!並に常々むぎゅ〜って言ってるけど終盤これに破壊されます。むぎゅぎゅぎゅぎゅ〜
鷹原さん"は"友達いるみたいですね(1敗)
ぬいぐるみの友達はちょっと…となっていたらぬいぐるみの5億倍可愛い金髪翠眼ツインテと友達になれるゲーム、──Summer Pockets…
紬「毎日来てもいいですよ?」
鷹原「ありがとう。毎日来るよ」
紬「ほんとは、毎日はめーわくですけど」
ぼくはそんな紬が好きです。
紬が次のやりたいこと候補をするためにその日はお開き、所々挟まれる紬の鼻歌が今となってははかいこうせんすぎて辛い。
序盤のやりたいことが見つからず、ゴミ拾いに分別と明け暮れる中プリンg…パリングルスの容器に目をつける紬
紬「これを使って、ベランダを作る事にしました」
不思議ちゃん系女の子は時として人知を超える…。うーん、リサイクルの一環!w
──輝け!流星の如く!!!ってこと〜?一体どこからその自信が湧いてくるんだ…
結局、パリングルスの容器でベランダを作り、自分を見つけることがこの夏の最終目標に。正気のサタデーナイト…
そして駄菓子屋でパリングルスの空き容器をさがすため蒼にゴミを漁らせようとする一行、拒絶する蒼 それはそう。
俺はお前のことがたまにすげー心配になるよ…
こうして 褒められてゴミ箱を漁るバカ、常に半裸のバカ、パリングルスの空き容器で卓球台を作るバカを仲間にすることに成功。なぁのみき、こいつら大丈夫??
本日のむぎぎぎぎ… 紬の立ち絵はよくゆらゆらしてて可愛い。
立ち絵がゆらゆら…!?妙だな…………やめましょう、この話題
ホロ豚は1匹見たら200匹いると思え。下手に手を出すとキモの過剰摂取でイカれます。
このあたりで満月を喰らいし乳房さんが紬と知り合いなことを知る羽依里くん。後半怒涛の展開についてはおっぱいが無ければ鬱のオンパレードで死んでしまうところでした。ありがとう、おっぱい。
静久「パイリくん?」
羽依里「おっぱいさん!」
静久「 ──きゅん 」
ぼく「これはなに」
そんな僕ですが数日後にはこのおっぱいに破壊されて死んでいます。というか静久ルート以前に紬ルート終盤でもおっぱいに刺されてます。やられて呼吸困難になっていたのはおっぱいのせいだったのか……。
ぼく「紬がこういう洋服着るとお人形さんみたいで可愛い」←バカタレ、後で死ぬ。
こういうのしか好きじゃない…登場人物全員破壊された女!w
無事鴎もパリングルス収集メンバーに
ヒロインのよくわからん鳴き声で救える命もあります。でもあんまりむぎゅむぎゅ言ってると最後ウルトラパンチされてバイバイキンしてしまう恐れがあるので良くない。"むぎゅ"を拳に込めて打ち出せ!さすれば俺が破壊されるだろう……
もしかしなくてもSummer Pockets、ヒロインを攻略すればするほど日常パートが辛くなるのでは?現に空門蒼が出る度えらい声を出してる訳ですが
お互いをワタアメさん⇔スイカバーさんと呼んでる以前にしろはニッコニコでワロタ。スイカバーさん、友達が少ないから数少ない友達が来るとこうなるのかな😁(ブーメラン)
紬の目的が目的なため顔が広いんやろな
紬、初対面で「釣れますか?」と聞いてきたらしい。地獄オフ東のとき初対面で「どう?当たってる???」と話しかけてきたインターネットガイジを思い出してしまい涙😢
こうしてスイカ婆さん改め、スイカバーさんしろはもパリングルス収集のメンバーに。島の若者に突然パリングルスが流行り出すの他の島民はどう思ってたのだろうか…
お泊まりにいったらすげぇのが出迎えしてた。
というかこの構えヒープリで見たぞ鳥白島ドー〇シティで紬とキュアタッチ!
乳がデカい女に牛のコスプレをさせる風潮はよくあるけどサマポケの牛コスはちゃんと乳と腹の所がピンクになっててよくできてますね…
底なしの明るさを見せる紬がこうなると全人類心が痛む訳で、、しかもここで開示される情報が夏休みが終わってかえると二度と会えない、電話や手紙も無理とのことなので情緒が破壊される。紬は既に死んでるとか安直な考えは出てきたけどいつもの如く不正解
蒼や鴎のときもそうだったけど惚れた女の為に1ヶ月、はたまたその後まで全部捧げられるのが一貫性感じて良かった。しかも羽依里くん本当に全部捧げるし
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
(静久ルートの話は後々書きます)
ここから先は紬、静久と楽しい楽しい夏休み!
紬に好きと言ってみたり
蒼とイチャ…紬の鼻歌が何か調べたり
告白の返事がきたり………
夏休みが終わるともう会えなくなる、自分が本当は何者で どうして二度と会えないことの確証があるかは紬自身がいちばん分かってるはず。先の展開に踏み込んでおくと本来紬の目的はツムギが島のみんなに忘れられないようにすることであり、加藤のばあちゃんが死んだときにその目的が無くなってしまったとはいえ、ツムギではなく紬自身がどうなるかは考慮していなかったと思う。ツムギの為に生まれたと思っているかもしれないし、そのせいで自分が消えることが分かってるせいでツムギのように誰かを愛し、誰かに愛されることが辛いのかもしれない。羽依里に告白されて本当に嬉しかったはずなのにすぐ答えが出せないのはこういうのも絡んでるんだろうな。
この辺からこちらだけでなく紬の涙腺もなんか脆くなってる(当社比)
静久も羽依里と紬を心から祝福し、一緒にプレゼントまで選んでくれる。
ありがとうおっぱい、おっぱいに無限のLOVEを
紬ルートに限らず基本的におっぱいがいいおっぱいすぎるぞこのゲーム。
ここまでは良かったんだけどな〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!(クソデカ大声)
このまま紬と静久と3人で最高の夏を過ごそう!チャンチャンな終わらせ方をkeyがするだろうか、いやしない。(反語)
某日、羽依里が遺品整理を手伝っていると蔵の中から1枚の写真を見つけるどう考えても時代錯誤な服装や家屋 少なくとも数10年、下手をしたら100年近く前に思える写真に映る紬のような誰か。羽依里くんによると感覚的に血縁とかそっくりとかの次元じゃなくて紬本人らしい(何故わかる)
これが見つかったら今の関係が破綻してしまうと直感的に判断した羽依里くんは写真をポケットに隠し、プレゼントを渡して話題をすり替えることで事なきを得た
羽依里が蔵から持ってきた本から紬の鼻歌の楽譜を見つける。自分の好きなものや夏休みのことを歌詞にして歌とするせいで紬ルートラスト以降この曲が聞けなくなった。死んでしまうので。
海外の民謡で知ってる!という曲はいくつかあるだろう。フィンランドのlevan Polkka、ロシアのカチューシャなどが挙げられる。
では、聞いたが最後 頭を抱えながら消滅してしまう民謡はあるだろうか?大多数の人間はNOと答えるだろう。だが筆者はドイツ民謡 "小鳥の結婚式"でこうなってしまう。何を隠そう"紬の夏休み"の元となった紬の鼻歌の元になったものがこの"小鳥の結婚式"であるからだ。"紬の夏休み"に関してはこのブログの最後に涙を流しながら書いていこうと思う。
牛のパジャマを着て掃除する静久に紬が宇宙人のぬいぐるみを渡そうとし、「内臓を抜かれちゃうわ〜!」なんていうシーンもあったがキャトルミューティレーションとか通じるのか……
島の外に買い物へ行こうと約束した日紬は来なかった。紬の家を探すうちに駄菓子屋のばーちゃんからこの島で起きる神隠しのことについて聞くことになる。要点は
今までとは違い七影蝶とはまた異なる超常現象の話になってお口をぽかんすさせていると羽依里くんは自身を吹っ切れさせるためにアイスバケツチャレンジ。その後濡れたシャツのポケットからものを出そうとすると紬の写真が出てしまい、静久にバレてしまう。
この頃から紬の行動に変化が現れ始める。寝坊に始まり約束ぶっち、最終的には羽依里たちの目の前から突然消えるなど… 時期が近づくにつれ肉体を維持できないのかはたまた別の理由か。紬が消えた際にリボンだけ残ったのはツムギではなく紬の思い出は持っていけないからなのかと考察の余地もある。消えこそしたが七影蝶の描写がないため、鴎のそれとは別の事象が絡んでいるように思える。
突然消えた紬は帰ってこず、親しい人間総出で探すことになったが依然行方不明。蒼やのみきは勿論、裸の人も卓球ワカメもバカなだけでめちゃくちゃ良いヤツらなので優しさが心に染み入る。バカなだけで、、、
静久と2人で写真を見返した際、背景にある家が島を紹介してもらったときに通りがかった没落貴族の家だと気づく。蒼ルートでよく見た道だったが、蒼ではなく家に言及していたことで軽い違和感を感じていた所だ。ここで回収するかSummerPockets…
紬の生家と思われし家で2人は日記を見つける
日記についての内容としては以下の通り
- 著者は『ツムギ ヴェンダース』
- ツムギはその外見からか学校に馴染めずいた
- 『はずしました 泣く子はいねがー 泣きたいのは私です』
- カトーさんというぬいぐるみ好きの女の子と友達になった
- そこから輪が広がり島に馴染むように
- 新しく来た灯台守と親しくなり、最終的に駆け落ちする。
- ツムギがいなくなり、何者かが日記の続きを書きだした。
カトーさんというのは羽依里のおばあちゃんだと言及されていた。そして灯台守の記述、駄菓子屋のばーちゃんから灯台守について多少聞いていたものの詳しくは語られなかった。
ここで、身内のどうしようもないやべーオタク共から"蒼ルートに灯台守さんの七影蝶が登場する"との情報をいただきました。ありがとうございます。一体何を食って何周したらそうなるねん…
しかもガチだった。とはいえ蒼ルート内で数多く登場した七影蝶の中でも、仮眠をとる蒼に変わって羽依里自ら触れた蝶ということで他の蝶とは少し扱いが変わっている。2周目や紬ルート読了後のお楽しみということだろうか。
そして最後、ツムギに変わって何者かが日記の続きを書いていること。ツムギと親しかったという情報、そして現地点では紬の正体について特にヒントが無かったことから加藤のばーちゃんとでも思っていたが、紬だったようだ。紬、おまえだったのか。続きの日記を書いてくれたのは。
その日は日記を静久に預けて解散、もしかしての可能性に賭けて灯台に戻ると紬の私物がない、いつもの灯台のようでやや異なるおかしな空間にいた。
窓から外を見るとこのような景色。右側に生えた木の配置から迷い橘のある山頂だろうか??思えば迷い橘の周りにはまるで気を使うかのように不思議な空間が広がっていた。その空間にこのような花畑が広がっていたとしたら画像のようになるのではないか?
また、ゲーム開始時か何処かでこのような花畑を何度か目にした覚えがある。確か花澤さんが喋っていたパートだったろうか。紬は無印からの攻略対象なのでしろはルートやALKA、Pockets等で言及がある事を願いたい。ざーさんのキャラもまだ出てないし、出るのか知らんけど。
窓の外には七影蝶の群れ、外に出ようと階段を下っても下っても同じ部屋、同じ景色。
まさかッ…! 承太郎!敵の幽波紋使いだッ!!攻撃を受けているぞォーーーッッ!!
単にループしているのかはたまた同じ部屋、同じ景色が何層にも渡って続いているのか。もしかしたら本当にDIOが手作業で戻しているのかもしれない。
灯台の中でツムギと出会い、神隠しにあっていると告げられる
ツムギによるとたまに失踪した人が迷い込み、パニックになって花畑を疾走した挙句酷い転び方をする。基本異物なので頑張れば出られる。この場に留まりたかったり、ここの何かに執着すると出られないとのこと。
気になるのは神隠しにあった人間が異物だという発言。ここには異物でない、ここを住処にしている別の何かが居るのだろうか…?
そして羽依里はツムギと紬について語り、突如現れたパリングルス製の梯子で灯台から脱出する。それは紬とツムギは異なるものと心から認識し、ツムギに執着することなく紬を追い求めたことの現れなのだろう。ツムギは"この場のもの"なので紬=ツムギと考え、ツムギに執着していると出ることは叶わなかったはずだ。
神隠しから戻ると丸一日が経っていた。当たり前だがあの灯台で丸一日もすごしていないため、現世とは時間軸がズレているのではないか。はたまたツムギの外見が変わっていないことから時間の概念が存在しないのか…なんか戻ってきとる…
こういうのが一番効く ごめんねぇ蒼……
本当に勘弁してほしい
羽依里が消えたあと紬が戻ってくるところを見て、その後日記と照らし合わせたことで紬の正体に気づいたよう。そして紬のために残りの人生70年分、70回イベントを1週間に凝縮する。70回分のクリスマス、70回分のバレンタイン、70分の付き合って1年記念日、70回分の誕生日… ロウソクが100+99+98+97…本だからってそれはもう火柱なんだわ………
70年もあったら1回くらい羽依里が静久が浮気して紬と喧嘩するかもね についてこれ
ここ、後で死にます。
そもそも嘘が付けないタイプの紬が冗談でも出来ないこと、それが2人を嫌うことでした。この夏一番仲良くなれた2人というだけでなく、ツムギの代わりとしてでない 紬として接してくれる友人。自分が最後かえってしまうときの心残りになるくらい大好きな2人を嫌うことなんて絶対にできないのよこの子、あーしんど。こんなブログ書くんじゃなかった(死んでしまうので)
紬のためにパリングルスで大量のキャンドルを作ろうの会にも参加(収賄)してくれる島の面々、あれ結構な労力だろうに実質対価はスイカバー1本なのがやばい。友情マシマシ義理人情固め SummerPocketsは二郎系ラーメンなのかもしれない。
それぞれが紬と遊んでくれる描写と共に流れる"夏の砂時計"、これも"Lasting Moment"と一緒で曲として大好きだから鬼リピしたいが、本編で破壊されながら聞くことになるので気安く触れられない曲の1つ。無論死んだ。
蒼、今日も(不憫で)可愛いね
やりたいこと全部やる楽しい楽しい夏休み。どんな事にも終わりが来るように夏休みも終わりに差し掛かっていた。夏の終わりは紬との別れ、紬にとっても羽依里と静久、親しくしてくれた島のみんなとの別れになってしまう。かえりたく無くなるのも無理は無い、やりたいことはまだまだ思いつくのに、それを実行する時間がない、永遠にこの夏が続いてほしいと願ってしまう。
だから、その夜はなんでもやった。クリスマスも、雪合戦も、肝試しに夜のドライブにお祭りだって…
やりたいことを片っ端からやって目が覚めると紬の言葉は意味を成さなくなってしまっていた。紬の正体を知っていた静久は勿論、あえて聞かないでいた羽依里ですらも紬が何を言おうとしているのか心で感じ取れていた。
そんな最終日は普段と何も変わらない1日だった。いつものように話して、いつものように笑う、それでも時間は過ぎていく。何も変わらない夏の1コマ。
故人の事を忘れてしまう中、最も早く忘れてしまうのは"声"だという。だから2人はお互いの声を求めた。互いが互いを永遠に忘れないように。
夜になり、最後の時が近づいてくる。島の皆が別れを告げに来たが、静久だけは来なかった。ここに来ると、泣かないで別れるって約束を守れそうにないから…
この夏のフィナーレはみんなでパリングルスの容器から作ったロウソクを用いての紬のバースデーパーティー1人だったツムギとずっと一緒に遊んでくれた加藤のばあちゃん、そしてその孫の羽依里とツムギの代わりを全うした紬。これもきっと何十年も前から約束された邂逅だったのだろう。梅雨のある日、ツムギを知る最後の1人だった加藤のばあちゃんが灯台を訪ね、紬にやりたいことをやれと言い残し、翌日旅立った。ツムギを知る人がいなくなり、かえるはずだった紬だが何故かかえれなかった。それならとツムギのために友達を作ろうとしたりしていたという。静久と出会い、スイカバーさんや島の仲間と出会い、羽依里と出会う。これだけ多くの人間の中に紬は焼き付けられ、記憶として肉体に染み付いたことだろう。意図せずとも紬の当初の目的は完璧に遂行されたのである。
自分が経験できない冬の事を思い描く紬
「灯台は積もった雪のせいで、ドアが開かなくなります。」
「灯台から出られなくなった私は、いつものように遊びに来たハイリさんとシズクに助けを求めて、柵から身を乗り出す勢いで叫びます。」
「でも……せっかくの雪ですし、他にも何かしようってなって 灯台の前でカマクラを作って、雪合戦をします……」
「そんなことをしていたら、ミタニさんやカノーさんも遊びに来て……」
「カモメさんは、雪のせいでスーツケースが進まなくて、なかなか灯台に来れません。」
「シロハさんは保護色で見えなくなってしまいます。」
「蒼は?」
「冬眠します!」
バカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(クソデカ涙声)(早朝6時)
スピーカーミュートで気づかなかったが裏で巻き添えの2人も同じようなことになってたらしい
「ノムラさんは、水鉄砲が凍って、攻撃力が0になります」
ここで流れる"紬の夏休み"
これがまずかった!!!!!!!!
サマポケ開始時、オート再生の秒数を弄るなと警告を受けました。理由を問うとBGMのあれこれが狂うからだそう。思えばこのための警告だったんだと思いました。
紬の夏休み 岩井映美里
Summer Pockets Original SoundTrack - 紬の夏休み (歌詞付き) - YouTube
私は歌います 私を探して
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
灯台で歌います 見つけてもらうため
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
飛べない鳥さんは 私を見つけます
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
お友達探して 海辺をお散歩
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
灯台をお掃除 一緒なら楽しいです
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
鳥さんの止まり木に ベランダをつくります
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
素材を集めます 頼もしい鳥さん
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
笑顔の牛さんも 灯台に集まります
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
私と鳥さんと 牛さんで水遊び
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
三人で灯台で 星をみます着ぐるみで
むむにゃにゃにゃにゃむむにゃにゃにゃにゃ
むむにゃにゃむにゃにゃにゃ
鳥さんと牛さんと この夏は一緒です
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
鳥さんと手を繋ぎ 私たち恋人です
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
かき氷膝枕 真っ赤な鳥さん
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
空色のリボン 私の宝物
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
お祭りわたあめ 花火も綺麗です
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
クリスマスハロウィン お花見バレンタイン
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
節分七夕 ひな祭りお正月
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
この夏と灯台と この島を忘れない
むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ
大好きな鳥さん 大好きな牛さん……
「むむぎゅぎゅぎゅぎゅむむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ」
そこには紬の姿はもうなかった。残ったものはツムギの写真にも写っていたクマのぬいぐるみ。
紬は"還って"しまったのだ。見返すと"かえる"という表記なだけで一言も"帰る"とは言っていない。紬の正体はクマのぬいぐるみ。ツムギと生まれた時から一緒にいて、どんな時でもツムギと一緒だった。そんなツムギが神隠しにあってしまってから何らかの形で人の形を得たものが紬である。七影蝶が絡んでいるのか、そもそも神隠しが現実に起きてしまうような島なのでもっと超常的なものなのかもしれない。人の体を得た紬はツムギの代わりに日記を書き、島の人々と交流してきた。加藤のばあちゃんが死んでしまったタイミングでオリジナルのツムギを知る人間は確かに居なくなった。それでも、紬は多くの人たちの心に残ったはずだろう。
余談だが、紬の口癖であり 終盤言葉を失ったときですら辛うじて言語化できた「むぎゅー」、ツムギちゃんがぬいぐるみ(紬)にむぎゅ〜!って言いながら抱きついたりしてて、紬の中に刷り込まれてたらいいな みたいな趣旨のツイートをしたところ爆速で答えが来ました。おたくさんこわい。しかも合ってた、俺も大概。
静久と別れ、帰りの船に乗る羽依里。そこで同じく島からの帰途を辿る女の子が紬の鼻歌を口ずさむことでこの物語は完結する。
紬、ちゃんとみんなの記憶に残ったよ……
私は灯台で あなたにお帰り
むむぎゅぎゅぎゅぎゅ むむぎゅぎゅぎゅぎゅ
むむぎゅぎゅむぎゅぎゅぎゅ……